コラムコラム

人生とは後悔するために過ごすもの

2020.06.28

2020年も折り返し点を過ぎようとしています。あなたは、充実度を100%としたら自己採点はいくつくらいになりますか?

 

30%ですか?
50%ですか?
70%ですか?

 

その数字を上げるためには、「何」が必要だと思いますか?

 

知識?
能力?
目標?

 

こういう時期だからこそ、自分なりにじっくり考えてみてください。

 

オーストラリア人のブロニー・ウェアは、終末期ケアで多くの患者を看取ってきました。

 

末期患者が彼女に伝えた後悔の中で、最も多かったのが次の五つでした。

 

死ぬ瞬間の五つの後悔

1. 「他人の期待に沿うための人生ではなく、自分がやりたいことをやっておけばよかった」

2. 「仕事ばかりしなければよかった」

3. 「自分の本心を伝えておけばよかった」

4. 「友だちと連絡を絶やさないでおけばよかった」

5. 「自分を幸せにしてやればよかった」

 

皆さんはどうでしょう?

 

死ぬ瞬間に後悔することがあるとすれば何だと思いますか?
その後悔をしないために今からできることは何でしょう?

 

私は、1. と 5. を大切に生きてきたいと思っています。

 

今までの人生を振り返ると、親や周囲の期待に応えることよりも、自分のやりたいことにチャレンジしてきたことの方が、多かったとは思います。

 

  • 大学時代にブラジルサッカー留学
  • 新卒で就職した会社を辞め海外留学
  • MBA取得後に小さな会社へ転職
  • 外資系コンサルへ転職
  • 外資系コンサルを辞め、家業を継ぐ
  • 家業をやりながらコーチングとコンサルティングを始める

どのタイミングでも、親や友人から、

 

「なぜそんなことをするの?」
「もったいないなぁ。」
「奥富さんは満足しているの?」

 

そんな声を耳が痛くなるほど聞いてきました。

 

その声を聞き、自暴自棄になったり、自信を失ったりする時もありましたが、それは周囲の声に振り回され、自分のことを大切にしていなかったから。

 

でも、今は自分がやりたいと思うことは、とにかくチャレンジするようになりました。だって、やらないで悶々するよりは、やってみて、葛藤と格闘したほうが、自分づくりの醍醐味になるじゃないですか。

 

すぐに結果が出なくてもいいんです。行動している間に自分と対話しながら、まだ見ぬ景色を見ることが楽しくなってきました。

 

あなたは、後悔したいですか?後悔したくないですか?何よりも一番大切なのは、あなた自身がどうしたいかです。

 

最後に、タモリさんの言葉を紹介します。

人生とは後悔するために過ごすものである。

この言葉の意味をじっくりと考えてみてくださいね。

奥富 宏幸
\この記事を書いた人/ リーダーシップ&キャリアデザイナー

奥富 宏幸 - Hiroyuki Okutomi -