コラムコラム

人生を豊かにするための3つのチカラ

2021.09.30

今月は新しい取組みを始めたこともあり、新たなチャレンジがいくつかありました。

 

TV出演、記者クラブでのプレゼン、ラジオ出演などです。他にも新しい動きが出てきました。来年に開花させるために、今からコツコツと仕込んでおこうと思います。あなたは、来年に向けて今から取り組んでいる事はありますか?

 

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企業は大量の社員を定年まで雇い続けるビジネスモデルを維持するのが難しくなり、社員も多様な価値観や選択肢がある中で、定年まで同じ会社で働かない人が増えました。

 

「持たない社会」とも言えますし、大きな物語の時代から小さな物語の時代へ移行したとも言えます。そんな世の中の構造を俯瞰した上で、あなたは、どんな働き方、生き方を選択しますか?

 

 

大人になると過去の経験や先入観が邪魔をして、物事を狭く見たり、新しいことにチャレンジすることが億劫になります。自分のいる会社で通用する経験やスキルも他の会社へ転職した時や退職した後に、ほとんど使えないなんてこともあるかもしれません。

 

長いキャリア人生の中で、自分らしく働く・生きるためには、どんな考え方やスキルが求められるのでしょうか?

 

 

その大前提として、他者との関わりの中で生きているということです。会社であれば、いっしょに働く仲間がいてお客様がいます。自分1人でできることは本当に限られています。環境をうまく利用して、自己実現を目指していく必要があります。

 

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そのために、大きく分けて3つのチカラ養っていく必要があります。「考える」、「伝える」、「続ける」の3つです。

 

  • 考えるチカラ
    さまざまな問題に対する自分なりの答えを創っていくプロセス
  • 伝えるチカラ
    自分の言葉で根拠を支え、相手と論点を確認していくプロセス
  • 続けるチカラ
    自分自身の情熱を行動を通じて周囲に働きかけていくプロセス

 

 

3つのチカラを意識していくこと、これは、シンプルに言えば自分の人生哲学を持つということです。

 

人は、「○○すれば△△になる」という方程式を求めがちですが、いくらたくさんの方程式を覚えても型どおりに物事が進むことはほとんどありません。これからの時代はなおさらです。自分で問いも答えも選んでいく時代です。

 

人は何に心を動かされるかと言えば、自分の言葉で語っているかということ。

 

どこかから借りてきた内容では、説得力も弱いですし、セールスをクロージングすることはできません。自分でオリジナルのアイデアを考え、それをいろんな手段で表現し、試行錯誤しながら形にしていく。相手に理解してもらうために、自分の想いを伝えるために、できることを一つ一つチャレンジする。その行動を続けることが、結局自分の可能性を広げ、自由を獲得し、成長していくのだと思います。

 

 

これら3つのチカラは、意識していないとなかなか身につきません。様々な考え方やバックグラウンドを持った方が集う学びと成長の「場」での対話の場を通じて、自己実現を目指していきましょう!

 

ICHIDOがその一端を担うことができれば、それに越したことはありません。

奥富 宏幸
\この記事を書いた人/ リーダーシップ&キャリアデザイナー

奥富 宏幸 - Hiroyuki Okutomi -