コラム
2023.08.28
思索倶楽部アイリスの新シリーズは、「間(あいだ)を広げる対話シリーズ」です。
ネット社会、AI時代になって生活が豊かになっているはずなのに、いつも何かに追われ、誰かに監視されている感覚がありませんか。
知っていること、知っている人はたくさんあるのに、「自分のちかくにある」実感がなぜか薄い。家庭の問題、学校の問題、会社の問題、社会の問題、私の問題、誰かの問題、すべてを自分目線、個別最適で考えようとすることが、問題なのかもしれません。
そこで、「間」「あいだ」が登場します。「間」は古来から日本人が大切にしてきた概念です。
床の間、お茶の間、手間ひま。
時間、空間、仲間…
今の日本人は、「間」がないか、「間」を詰めすぎているように思います。
会社と社会のあいだ
強さと弱さのあいだ
大人と子供のあいだ
お金と幸せのあいだ
ココロとカラダのあいだ
・・・
そのあいだにこそ、人間が人間らしく生きる「さま」が漂っています。その「さま」をじっくりと探していきましょう。
第一回は、「仕事と遊びのあいだ」について、いっしょに考えていきます。