コラム
2022.09.19
思索倶楽部アイリスが開催する転機を乗り越える教養シリーズの第3回は、「日本という国の本質を知ろう!」です。
英国ではエリザベス女王の国葬が9月19日、安倍元首相の国葬が9月27日に実施されます。日本では、国葬については、議論が割れています。
責任の所在が曖昧、密室と癒着、費用算出が杜撰と、これって東京五輪の構図と似ていませんか?
岸田首相は、国葬の意義について問われると、海外からのたくさんの弔意に応えたいといった趣旨の発言をしました。もうこれって完全に、目線が国内ではなく海外を見ています。自分(日本)がどうしたいかよりも、相手からどう見られたいかの意識が強く働いているように感じました。
同じ土俵話すべきことではないかもしれませんが、英国のエリザベス女王の国葬については、多くの国民が納得しています。弔問に一般市民が長蛇の列が出来ている映像を見ると、英国の歴史、英国の母に対する感謝と尊敬の念が浮かんできます。
エリザベス女王が1975年に来日した際に、NHK大河ドラマの収録現場を見学しました。現場にいた石坂浩二さんは、当時のことを振り返り、「女王の背後には英国全体が見える気がした」と最近話しています。
国葬は、いったい誰のためにやるものなのか、考えさせられますね。
この150年間、日本は必死になって欧米諸国を追いかけてきました。そして追いつき、追い越し、今となってはいったいどこへ向かってこの国を進めていったらいいのか? 政界にも財界にも、その針路を明確に示すことのできる「真のリーダー」が不在です。
古いモデルを踏襲したままではこの国は勢いを失っています。しかし、この国の本来のポテンシャルに気づくには、実は今の停滞こそが「いいタイミング」でもあるのです。
グローバル競争下では出遅れている感のある日本ですが、社会・文化面では海外の人から尊敬される面もたくさんあります。そんな日本、日本人について考えることは、自分自身のアイデンティティーに触れる機会でもあります。
■日時:
10月6日(木) 18:00-20:00
■料金:
3,000円(飲み物代込み、大学生2,000円)
■場所:
ライブステーション狭山(西武新宿線狭山市駅西口徒歩1分)
埼玉県狭山市入間川1-3-2 スカイテラスB1F
■申し込み:
こちらをクリックして申込み下さい
■おもな内容:
・現在の「神話ブーム」に見る若者の回帰現象
・日本の本質は「天皇制」抜きには語ることができない
・真に日本的な繁栄を誇った?「江戸社会」
■ナビゲーター:
井上びん(一社 教育の未来プロジェクト代表)
奥富宏幸(ICHDO代表)
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