コラムコラム

狭山市 写信プロジェクト2021

2021.09.09

先日、人生初のTV撮影を経験しました。緊張はしなかったですが、目線の置き場所や時間配分など分からないことばかりなので、当日は朝4:30から一人リハをしていました笑。

 

無駄な時間のようで、案外こういう時間の使い方が大事なのかもしれません。

 

原稿を用意していきましたが、聞き手とのやり取りで話したいことが言えなかったり、話したこともボリュームが多めで編集でかなり削られそうです。やはり文章を書くのと同じで、シンプルに伝えることって大切ですね。

 

いくつになっても、新しいことに挑戦はできますし、そのためには日頃から行動しやすい、声を掛けられやすい環境を自ら作っておくことだと思います。

 

今日は、家業での新しいプロジェクトのご案内です。

 

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「狭山市 写信プロジェクト2021」(募集期間9/10-11/20)

 

このプロジェクトを始めるきっかですが、当初は、大切な人に手紙やラブレターを書いて贈るという企画を考えていました。

 

 

当社には、毎日、たくさんの古紙が集まります。

何気なく買った本、会社で使ったチラシ、子供の参考書。引っ越しで使った段ボール、ため込んだ古新聞などです。そう考えると、私たちが集めているのは、単なる紙ではなくて一人ひとりの思い出、人生の一部なんです。

 

また、手紙を書くことの大切さを再認識してもらいたいという想いもありました。今はパソコンやスマホで文字を入力すればすぐにメッセージが届きます。それはそれで便利で素晴らしいことですが、時間に追われるようにせわしく生きているようにも感じますよね?知人から聞いた話では、最近の中高生は「文字の筆圧が弱いのと、長い文章を書くのが苦手な子が多い」そうです。それもネットの影響があると思います。

 

 

そんな中、狭山市ビジネスサポートセンターの小林所長から、延期されていた狭山市の成人式が11月23日(火)に開催されることを聞きました。

 

そこで、今回は、新成人のご家族がお子さんに手紙を書くことと、市民サポーターの皆さんが新成人に応援メッセージを贈るという「写信プロジェクト」へ企画を変更することに致しました。

 

「写信プロジェクト」の由来ですが、中国では手紙を書くことを「写信」(信じるを写す)と書きます。自分の信じていることを紙に写すという意味で、とても素敵な言葉だなと思いました。

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写信プロジェクトは、紙と言葉で思いをつないでいく取り組みです。

 

新成人の親御さんには、プロジェクトに申し込むとオリジナルの便箋が無料で届きます。また、先着30名にはクオカードも送りますので、お子さんへ手紙と共にお渡し下さい。書いた手紙は皆さんでとシェアしたいので、プロジェクト事務局まで写真を撮って送ってください。

 

市民サポーターの皆さんは、古紙を持ち込むか、応援メッセージを送るか、の2つの応援方法があります。持ち込んだ古紙の収益金で、便箋やクオカードの制作費に充てます。応援メッセージを送ることで、新成人に元気や勇気を与えることができます。また、協力して頂いた方から抽選でギフトが当たります。

 

聖路加国際病院の日野原重明名誉院長は、「命とは持っている時間のこと。」であるとおっしゃいました。 コロナ禍で命というもの意識することが増えた今だからこそ、皆さんが伝えたいことを手紙やメッセージに書いてほしいと思います。

 

 

新成人のご家族へ贈る便箋もかなり張り切ってデザインを考えました。

 

封筒、便せんともに、「想いがにじむ、紙にインクがにじむ」をテーマにして、優しさとぬくもり、未来への希望が伝わるデザインを考えました。また古紙を配合したファインペーパーとなっています。

 

 

このプロジェクトは、狭山市にお住まいの方はもちろん、市外・県外に住む方も新成人へ応援メッセージを送ることができますので、ぜひご参加してください。そして、会社や周りの方にもぜひ紹介していただければ幸いです。

 

 

コロナ禍で大変な状況が続き、逆境の中で社会に飛び出る若者たちをみんなで応援しませんか?
皆さんのメッセージが次の世代の若者に勇気や希望を与えられたら嬉しく思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

「狭山市 写信プロジェクト2021」

お申し込みはこちらから!

 

 

奥富 宏幸
\この記事を書いた人/ リーダーシップ&キャリアデザイナー

奥富 宏幸 - Hiroyuki Okutomi -