コラムコラム

ライフを輝かせるにはこれが必要

2021.11.26

私の会社がある、埼玉県狭山市の成人式が11/23(火)に開催されました。
例年は1月に行われていますが、コロナ禍で延期されたためです。

 

新成人になる若者にエールを贈る「新成人 写信プロジェクト2021」を狭山市の共同事業としてやりましたが、初めて尽くしでいろいろ大変でした。

 

プロジェクトの目的、コンセプトづくりから始まって、協力者への依頼やホームページとチラシ作成、プレスリリース配信や記者クラブへのプレゼン、テレビ撮影など。それを正味4ヵ月ほどで行いました。幸運にも読売新聞に記事が掲載され、反響も頂きました。しかし、いろいろ不備なこともあり、課題もたくさん見つかりました。

 

それでも・・・

 

「おもしろかった」です。

 

結果的には130名ほどの方に参加頂きました。ご家族からの手紙や応援サポーターからのメッセージの一部はこちらからご覧頂けます。

 

*

 

あなたは、仕事で「おもしろい」と思う瞬間は結構ありますか?あるとすれば、それはどんな時でしょうか?

 

 

私は、これからは会社経営も人生も「おもしろい」がキーポイントになると思っています。

 

「おもしろい」と思えるものを増やす。
「おもしろい」と思えるマインドをつくる。

 

これがとても大切だと感じています。なぜなら、インターネットを介して、受け取る情報が無尽蔵に増えると何が起こるか?

 

一言で言えば、感動することが減っていくということです。

 

戦後の日本では、チョコレートから新幹線まで、見るもの全てが新鮮で、当時の人たちは感動を覚えたと思います。その後、軍隊の思想の流れを組んだ学校教育が生まれ、社会人になっても受動的に動くサラリーマンを増やしてしまいました。かく言う私もその1人でしたが(笑)。

 

その後、インターネットが普及し、個人でも情報発信をしたり、世界中の情報にアクセスして、いろんな知識が増えたと思います。現在は、インターネットに接続する、いわゆるオンラインに住む時間は人によるでしょうけど、1日のうち半分くらいでしょうか?数年後にはその時間はもっと増えるでしょう。

 

オンラインに住む時間が増えれば増えるほど、より早く、より速く「結果」を求める傾向があるので、目移りや飽きが出やすくなります。立ち止まって考えたり、一つのテーマについて熟考することが難しくなります。また、目先の「結果」を獲りにいくので、心の中の充実感や達成感も感じにくくなるでしょう。

 

*

 

だから、「おもしろい」なんです。

 

そもそも、どういう時に、「おもしろい」って感じますか?

 

 

  • 漫画のストーリーに感情移入している時。
  • 広告のキャッチコピーが絶妙な表現の時。
  • 大谷選手が二刀流にこだわっている姿を見る時。
  • お葬式でだれかがおならをしてしまった時。
  • プレゼンの内容が臨場感を持って聞けている時。
  • アリの行列を見ている時。
  • ワインの新しい飲み方を発見した時。
  • チンパンジーを見て、自分と似ていると感じた時。

 

いろいろありますよね?

 

 

キーワードは、「共感」だと思います。

 

  • 相手との関係性
  • まねること
  • 真剣さ
  • 遊び心

 

の中に、「共感」を育んでいくことだと思います。

 

 

「共感」から「おもしろさ」が生まれ、「感動」につながります。仕事をおもしろくする、会社をおもしろくするには何が必要か、ぜひ考えてみてください。

 

 

おもしろい社員がいる会社は、おもしろいです。

奥富 宏幸
\この記事を書いた人/ リーダーシップ&キャリアデザイナー

奥富 宏幸 - Hiroyuki Okutomi -