コラム
2021.04.15
最近、会社で採用活動を始めました。私が書いた求人の原稿をエージェントが読んで、こんな風に返事をしてきました。
「原稿を拝見しましたが、ご自身でここまで書ける担当者の方にはお会いしたことがなく感動しました。まず1週間ぐらい様子見をし、パフォーマンスレポートで歩留まりを確認して原稿の改善提案を出していければと思いますのでよろしくお願いいたします。」
今回は、じっくり良い人材(当社でパフォーマンスを最大限発揮できる方)を探そうと思うので、会社の表裏をしっかりと伝えようとしました。いい方と巡り会えるといいのですが・・・
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今までにたくさんの方と面接してきましたが、なかなか人は本性を出しません。会社の面接なら当然かもしれません。しかし、入社してから会社も社員も「こんなはずではなかった!」という認識のズレを少しでもなくしたいものです。
人の真価を見るには、いろんな見方があると思います。例えば、こんなものです。
あなたは自分がよく知らない人の真価(本性、本質)をどのように見極めているでしょうか?
例えばですが、私は、モノをすてる時に、その人の真価が分かるように思えます。
正確に言えば、何かを買って、使い、すてるまでの一連の流れの中に、その人の執着や思いやりが見え隠れします。そして、何かをすてる瞬間に、
何を思うのか、
何も思わないのか、
そこが、人によって普段は見えない「違い」が出る分岐点です。捨てる前にきちんと分別できる人は、物事の分別がある人と言ってもいいんじゃないでしょうか。
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ネット社会は情報過多を生み、相手が見えない故に、差別的な言動もしやすくなってしまいました。
差別と区別、
区別と分別。
そう、すてることは、想像力を広げること。
その想像力、相手を推し量る気持ち、その心がなくなると、近視眼的に物事をとらえ、自己中心主義に走りがちです。人が気にしない、気にしたくないことを気にできる。そこにその人の真価が見えます。
■■ 今日の質問━━━━━━━━■■■
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人の真価を見極める時に何を見ますか?
あなたの真価とは何でしょうか?
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