コラムコラム

「捨てる」をマネジメントする

2021.02.04

緊急事態宣言が延長されるか予断を許しませんが、昨年の緊急事態宣言下以降、テレワークを実施した企業の 82%がテレワークを継続している(出典:アデコ株式会社)と言われるように、新型コロナウイルス感染拡大による在宅勤務の急増により、会社関係の契約書などの機密文書処理が必要な範囲が企業内から個人宅へ拡大しています。

 

そこで、2003年より企業向け機密文書処理サービスを提供している奥富興産では、在宅勤務者を対象にした機密文書処理サービス「シュレコ(シュレッダー+エコ)便」を 2 月 1 日よりスタートしました。

 

「在宅勤務を始めて、印刷する書類が増えた」「不要な文書を家庭ごみと一緒に捨てることに抵抗がある」「文書の保管スペースがなく、こまめに処分したい」という在宅勤務者はもちろん、「家に捨てきれないはがきや手紙がたくさんあり困っている」「古い通帳や公共料金の支払い票などの処分方法がわからず、貯めこんでいる」という方まで、安心・安全に処分することが可能です。

 

■シュレコ便の特徴

シュレコ便は、他社と比較して以下5つの特徴があります。

 

①最短 1 日でのスピード処理:
お預かりしてから原則 2 営業日以内に確実に処理致します。また、オプション対応にてお預かりした当日に処理することも可能です。

 

②自社で回収~処理まですべて完結:
集荷から機密抹消まで外部委託を一切行わず自社で完結。機密文書の紛失や盗難、個人情報漏えいのリスクが最小限になります。ご希望により文書処理の立ち合いも可能です。専用施設には防犯カメラも完備し、セキュリティー対策も万全です。

 

③機密文書処理のプロが処理:
一般社団法人全日本機密文書裁断協会が認める「機密文書裁断抹消処理士」が確実に処理をします。官公庁や行政機関など過去 2,217 件の処理実績があります。

 

④選べる3つの処分方法:
会員登録不要でお客様のご希望に合わせて「持込」「回収」「郵送」の 3 つの処分方法の中から選ぶことができます。

 

⑤環境にもやさしいエコな処理:
焼却処分や直接溶解処分より機密漏えいリスクが低く、環境面への負荷も配慮した「破砕処理」を採用しています。処理された機密文書は製紙メーカーにより溶解処理され、トイレットペーパーや再生紙としてリサイクルされ、SDGs にも貢献しています。その他詳細と申し込みは、特設ホームページhttps://www.surecobin.okutomi.co.jp/ )を参照ください。

 

 

インターネット時代において、情報は企業の最重要資産の一つ。情報を記録する文書が社内に溜まり続けるのは、ヒトで言えばメタボな状態です。「情報肥満体質」な会社は、コミュニケーション不全や意志決定の遅れが生じ、環境変化に適応することが難しくなります。

 

文書を定期的に処分することは、ヒトの血流を改善させ、新陳代謝を高めるようなもの、今までの業務やサービスを見直し、新たな活動を創造するきっかけにもなります。「捨てる」をマネジメントすると、組織に新しい知(血)が入り込みます。ドラッカー曰く、「廃棄はイノベーションの鍵である。」

 

奥富 宏幸
\この記事を書いた人/ リーダーシップ&キャリアデザイナー

奥富 宏幸 - Hiroyuki Okutomi -