コラム
2020.10.19
いのちとは自分が持っていて
自分が自在に使える”時間”のこと。
時間にいのち吹き込めば
その時間は生きてくる。
医師でエッセイストの日野原重明先生の言葉です。聖路加国際病院理事長やライフプラニングセンター理事長を務め、自身の生き方を通して元気な高齢者を増やすことを実践された方です。
私は、一度だけ日野原先生の講演を聴きに行く機会がありました。東日本大震災復興を記念して行われた後援会で、100歳にしてあのバイタリティーとユーモア、本当に感動しました。
子供は成長するために、自分のために時間を使いなさい。ただ、大人になっていき、その時間を人のためや社会のために使う時が来る。そうして、人はいのちというものをつなげていくのだと聞きました。
限られた人生の時間をどのように使うか、改めて自分に問う機会となりました。あなたは、いのちをどんなふうに使っているでしょうか?そのいのちはどんな風に誰かとつながっているでしょうか?
田坂宏志さんは、人生における「三つの真実」を見つめ、自らの死生観を掴むかが大切だと説いています。
いのちを使うも殺すも自分次第ですね。