コラム
2020.09.28
オーストラリア人のブロニー・ウェアは、終末期ケアで多くの患者を看取ってきました。
末期患者が彼女に伝えた後悔の中で、最も多かったのが次の五つでした。
死ぬ瞬間の五つの後悔
1. 「他人の期待に沿うための人生ではなく、自分がやりたいことをやっておけばよかった」
2. 「仕事ばかりしなければよかった」
3. 「自分の本心を伝えておけばよかった」
4. 「友だちと連絡を絶やさないでおけばよかった」
5. 「自分を幸せにしてやればよかった」
逆説的ですが、「後悔」について、タモリさんはこんな言葉を残しています。
人生とは後悔するために過ごすものである。
あなたはどんな風に考えますか?
死ぬ瞬間に後悔することがあるとすればそれは何だと思いますか?その後悔をしないために今からできることは何でしょう?
家族や友人があなたの墓前で、あなたについて語る場面を想像してみてください。どんな言葉をかけられたら、あなたは納得できるでしょうか?
これからの時代は、雇用や年金にいて国や企業があなたを十分に守ってくれるだけの余裕はなくなります。コロナ禍で、そのことを実感している方も多いのではないでしょうか?
であるならば、誰かの期待に応えることよりも、自分のやりたいことにチャレンジしてみませんか?もちろんリスクをとることには勇気が必要です。うまくいかないこともあるかもしれません。でも、その勇気さえ放棄してしまうのであれば、あなたは誰のために生きているのでしょうか?
仕事や人生で迷いが生じたとき、考えすぎて、なかなか物事が前に進まないとき、選択肢がいくつかあったとします。論理的に理詰めで考えるのもいいですが、迷ったら勇気のいる方を選択してみることを意識してみるのもよいと思います。
あなたが決めたら、何かが決まります。
後悔とは、何かをしなかったことを後悔するのはなく、勇気があることをしてから気づくもの。
勇気は夢の中、後悔は夢の外。